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ブログ2022.09.06
時間が空いたので
徐さんの店です。東大病院の近くです。「麟祥院前」の角、直ぐ分かります。「麺覇王」と書いて「メンバーワン」と読みます。
久し振りに都内での仕事が2件有り、仕事の間が少しばかり永かったので昼飯を、との思いで寄ってみました。
台湾薬膳が売りにお店です。
麺類食べ方が一寸普通のラーメン屋さんとは違いますのでご注意ください。一般のお店では麺を食べても汁は塩分があったりするので残した方が良いと言われますが、ここは違います。麺を残しても汁を残さないように、と言われるのです。実際汁の方に薬膳成分が一杯詰まっているのだそうです。
店のオーナー松岡添増さん。私との間では徐さんです。カンフーの達人?!で昔一寸型を見せてもらったことが有りますが、素早い動きでした。以前、「徐さんの干支は何ですか」と訊いたことがありました。返ってきた答えは「豚年だよ」でした。エッと思ったのですが、そう言われればそうか、日本と違って、中国や台湾ではイノシシよりブタの方が馴染みがあるよね、と思った次第です。 徐さんの奥さん、久子さんです。人当たりの良い優しさが滲み出る方です。この人との二人三脚で、ずっとお店が営まれてきました。
お身体の調子が最近一寸心配です。お大事にして下さい。
特製私用ベジタリアン野菜炒め定食です。最近になって漸く妥協して作ってくれるようになりました。美味しいです。おそらくこの店で、徐さん推薦の薬膳出汁を食べられないのは私だけでしょうか。でも満足の美味しさです。
以前は麺物から肉を外して貰っていたのですが、精々そこまでで、出汁の方は先に調合してあるので、仕方なくそのままの出汁を使用して出来た物を食べていたのです。そして汁を残していたら、汁を飲まないのかと訊かれ、動物性の物が入っているからと応えました。そして、「麺の出汁何とかならない?」と尋ねると、「もう調合してあるから駄目だよ。それなら野菜炒めを作ってやるよ」といってくれました。
壁に貼られたメニューの中に野菜炒め定食は無いようでした。所謂裏メニューでしょうか。次からそうしてと、その日はお店を後にしたのです。
そしてこれが野菜炒め定食です。何とか徐さんの気が変わって、台湾素食をメニューに加えてもらえないか。今模索中です。